1952-05-07 第13回国会 衆議院 通商産業委員会公聴会 第2号
○山口公述人 淵上先生にお答えいたします。長崎県におきましても基準賃貸価格はいろいろかわつておりまするし、この法律の立て方が、先ほどの公述で申しましたように、その土地々々にいわゆる事実たる慣習として行われている賠償の金額を目安として立てられたというふうに考えておりまするし、長崎県の同じ土地内におきましても、いろいろ金額もかわつておりまするから、一応そういう観点からいたしまして、二千倍から五千倍の範囲内
○山口公述人 淵上先生にお答えいたします。長崎県におきましても基準賃貸価格はいろいろかわつておりまするし、この法律の立て方が、先ほどの公述で申しましたように、その土地々々にいわゆる事実たる慣習として行われている賠償の金額を目安として立てられたというふうに考えておりまするし、長崎県の同じ土地内におきましても、いろいろ金額もかわつておりまするから、一応そういう観点からいたしまして、二千倍から五千倍の範囲内
○山口公述人 私は長崎県鉱害対策協議会の常任幹事の山口であります。長崎県の立場から一応鉱害のあらましについてかいつまんで申し上げ、引続いて修正の意見に移りたいと思うのであります。 鉱害の中心部であります長崎県の北松浦郡一曹は、いわゆる薄層炭でありまして、ために福岡県に見るような広大な地域におきます水没地帶は割合少いのであります。むしろ水源枯渇とか、傾斜田等の被害が顕著に現われております。また農耕地
○公述人(山口正之君) 私は長崎県の立場から、特に先般当院より派遣になりました調査団が、日程等の都合によりまして遠く長崎県の現地までおいでを願えなかつた意味合からも、長崎県の特殊なる鉱害という意味におきまして一応御説明申上げたいと思います。 長崎県におきましても、耕地におきましても、更に一般土木関係におきましても、或いは水道、私財産等におきましても、福岡県と同様に被害を受けているのでありまするけれども